フィルムカメラに一目惚れ!「OLYMPUS TRIP 35」をお迎えした話し

フィルムカメラに一目惚れ!「OLYMPUS TRIP 35」をお迎えした話し

カメラといえばデジタルを思い浮かべる方が多いかと思いますが、最近ではレトロでどこか懐かしさを感じられるフィルムカメラが再び注目されつつあります。

今回ご紹介する「OLYMPUS TRIP 35(オリンパス トリップ 35)」を知ったのはインスタグラムでした。

このカメラ撮影された写真はもちろんのこと、このカメラ被写体として撮られたおしゃれで可愛い写真を見てからというもの…そうですね、

可愛い!!欲しい!!!の一目惚れでした(笑)

管理人

情報収拾をすればするほど、欲しくなる気持ちは募るばかり…

ってことで「OLYMPUS TRIP 35」というフィルムカメラを思い切って購入しちゃいました!っていう話しです。

まさか自分とは無縁だと思っていたフィルムカメラを購入する日が来るとは。

いや、もう可愛いんですよ。笑

しかし可愛いだけではないことを是非この記事で知ってください。そしてフィルムカメラ沼にハマってください。笑

目次

この記事がおすすめな人

  • フィルムカメラを始めてみたい
  • コンパクトフィルムカメラを始めてみたい
  • おしゃれで可愛くて、映えるカメラを探している
  • 気分を上げてもっと撮影を楽しみたい
  • 簡単な操作で素敵な写真を楽に撮りたい

自分が撮りたい写真が撮れる性能のカメラを買うのでも、憧れのフォトグラファーさんが使っている機種と同じを買うのでも素晴らしい選択だとは思いますが、

いちばん欲しいの買えばいいじゃん!!

いちばん大切なのは自分がワクワクできるかだと思います。(もちろん値段によっては手が出せそうにないカメラもたくさんありますが…)

OLYMPUS TRIP 35ってどんなカメラ?

それでは、今回の主役であるOLYMPUS TRIP 35について説明していきます。

発売開始は1968年

簡単な操作で使いやすく、1980年代後半ごろまで製造されるほどの大ヒットとなりました。

そして今でも評価され続けているとってもすごいカメラなんです

安く購入しやすい

現在はもう製造は行われていませんので、これから購入を考えている場合は下記での購入になるかと思います。

  • カメラ取扱店
  • フリマサイト
  • オークション

販売価格としては5,000円〜20,000円といったところでしょうか。

デジタルカメラが10万、20万の世界だからなおさら安く感じてしまう…

最も注意していただきたいのは、いわゆるジャンク品です。

ジャンク品とは、本来の製品としての利用価値が失われているものを指します。

ご自身で修理やクリーニングができない場合は、潔く動作確認済みを探すべきです。

下手に安いカメラを購入してもし使えなかった場合、修理代を合わせると逆に高くつく可能性が否定できません。

ちなみにわたしはメルカリで購入しました!(買う時めちゃ怖かった…)

メルカリの出品者さんの中には、カメラを専門的に取り扱っている方も多くいらっしゃるので、そういう方を見極めて購入すればかなりリスクは抑えられ…る?のかな。と思います。

購入時のポイントを後半にまとめていますので、ぜひ参考にされてみてください!

コンパクトで持ち運びしやすい

サイズ感としてはiphoneくらい。

少し重たいかな?と感じましたが、逆にこの重さに安定します。

コンパクトカメラというだけに、ストラップを付けて首からぶら下げてもバッグの中に入れていても邪魔にはなりません。

自分好みにボディの色をカスタマイズできる

デフォルトはこちら。

このままでもかなり可愛い。

このカメラを被写体にしてもかなり映えるので撮影の幅がますます広がります。

長年愛されている理由は、使う人を選ばないフォルムにも関係があるのかもしれません。

張り替え用の革を販売しているサイトや、購入時に貼り替えサービスをしてくれるショップもあります。

自分の好みに合わせて着せ替えができると、なおさら愛着が湧いてきます。

電池がいらない

管理人

ブラウンの革に貼り替えました!

レンズの淵にキラキラとした透明な部分を「セレン光電池」と言います。

本体に電池が不要な理由はこのセレン光電池があるおかげなのですが、電池の役目を果たしているだけでなく、

取り込む光の量によってシャッタースピードや絞り値を調節してくれるとっってもありがたい存在でもあります。

撮影に失敗しにくい

さて、「撮影に失敗しにくい」とはどういうことでしょうか。

フィルムカメラは一般的に、撮影をしてからカメラ屋さんなどへ現像に出すまでどんな写真が撮れているかわかりません。

使い捨てカメラで撮った写真をワクワクしながら現像してみたら、白飛びしていたり暗すぎて何を撮ったか分からない写真に悲しい思いをしたことはありませんか?

OLYMPUS TRIP 35は「セレン光電池」の取り込む光の量によってシャッタースピードや絞り値を調節してくれるという機能によって、露出不足の場合にはシャッターが切れないようにロックがかかり、「赤ベロ」という警告マークが表示されます。

それにより撮影ミスを減らすことができ、限りのあるフィルムも大切にできる親切な機能が備わっているのです。

だから、「あ、撮りたい!」と思った時に赤ベロが出たときはめっちゃ悔しい(笑)

丈夫で壊れにくい

1968年から販売開始となり、製造されなくなった今でも50年近く愛され続けているくらいです。

高性能を維持したまま、何年も何十年も頑張っているカメラなので大切に扱えばこの先もずっと心強い相棒でいてくれるに違いない(確信)

高性能のレンズ

長く高い評価を維持し続けているいちばんのポイントは、やはり写真映りの素晴らしさでしょう。

フィルムを使うので、味のあるレトロな味わいでどこか懐かしさを綺麗な写りで表現することができます。

現像に出したフィルム達が帰ってくるまでワクワクが止まりません!

購入するときの最低限の注意

外観

これは自分がどこまでの範囲内なら許せるか。

今は製造されておらず50年近く前のカメラですので、新品は高確率で存在しないと言っていいでしょう。

露出計(赤ベロ)の作動

年代物ですので、露出不足の場合にシャッターにロックをかけて撮影できないようにする「赤ベロ」機能が使えないカメラも中には出品されています。

露出計が使用できない分、若干安く購入もできますし気にされない方なら構いませんが、フィルムカメラ初心者さんは露出計は作動確認済みの購入を強くおすすめします。

  • 「赤ベロ」OK
  • 露出計OK

などと書いてあります。

モルト張替えの有無

モルトとは、フィルムを装填するカバーを開けたら目視できます。

黒いスポンジのような素材で、遮光や緩衝材の役目をしており古くなるとボロボロになり粘着部分がネバネバしてきます。

購入する際は「モルト交換済み」などと書いてある商品を選べば、購入初期の段階で自分で貼り替える必要がありません。

レンズの状態

  • レンズ内部にカビが発生していないか
  • くもりが無いか
  • 目立つ傷以外にも、拭き傷の有無

日本は湿度が高いので、レンズ内部にもカビが発生してしまう可能性があります。

一般の出品者からだけでなく、カメラを専門に扱っている出品者の中にもレンズのカビや傷をそのままに販売している場合もゼロでは無いので、気になった点はしっかりと質問しておくと安心です。

レンズの状態によっては写真の写りに影響が出る場合もあるので、注意してください!

追加で揃えたいモノ

レンズフィルター

OLYMPUS TRIP 35のレンズサイズは43.5mmです。

レンズの取り外し、交換ができないカメラなので、万が一に備えてレンズフィルターの装着をおすすめします。

ぴったりなのが売っててよかった。

ストラップ

首にかけるネックストラップでも、手首にはめるハンドストラップでもどちらも似合います。

とりあえずストラップはあったほうがいいです。

  • 落として破損・故障を防ぐ安全のため
  • カメラの防犯対策のため

わたしがTRIP35に激推しなのはこちら。色味がとっても可愛い〜

柔らかくて優しい手触りです。丈夫な袋も付いていました!(なに入れよう…)

カメラケース

バッグに忍ばせておいても邪魔にならないサイズですので、せっかくなら素敵なカメラケースで守りましょう。

いいカメラバッグ、カメラケースを見つけたら改めてご報告します!

おわりに

50年も前のカメラが、今もなお大切に愛され続けているって本当に素敵なことですよね。

最近では特に若者を中心にフィルムライクが流行りつつあるようで、携帯で撮影した写真をアプリでレトロ感溢れるテイストにレタッチして、デジタルでフィルムを再現することも増えてきたように感じます。

(わたしもやってます)

(本まで持ってます)

これまでずっと使われてきた定番メーカーの定番フィルムでさえ廃盤になったり、価格が高騰したりと衰退していくようにみえるフィルムカメラ業界。

デジタルでアナログを表現すると新しい写真の表現を発見でき、自分の勉強にもなるのでとても楽しいですが、

限られた枚数で1枚1枚大切に撮影して、しかも現像するまでどんな写真に仕上がるか分からないワクワク感を、ぜひ味わってみませんか?

沼です、沼。笑

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